こんにちは!YouTubeマスターDです。
今回はYouTubeが伸びる前兆、急激に来る成功の兆しというテーマで解説します。
YouTubeは右肩上がりというより、急に伸びるケースが多いです。
上のグラフは、2020年に僕がプロデュースさせていただいた顔と声を出さないステルスYouTubeチャンネルのデータです。
1月下旬頃から本格的にやり始めて、9月頃に急激に伸びています。
9月に伸びる直前に伸びる兆しがあって、そのあと再生回数が急激に増えています。
このチャンネルは9月に収益化をして、たった4ヶ月間でサラリーマンの年収の2倍を稼ぐビッグなチャンネルになりました。
このチャンネルのように、急激な伸びが来る前に何かしら兆しが見え始めることがあります。
今回は再生回数が伸びる前兆はどういうものか、なぜ動画は急に伸びるのか、そしてどうやって動画を急に伸ばすのかという3点をお伝えします。
再生回数が伸びる前兆
再生回数が伸びる前兆で1番分かりやすいのが、インプレッション数の増加です。
インプレッション数とは簡単に言うと、動画の露出数のことです。
僕の動画の露出の割合はこのようになっています。
ブラウジング機能というのは、おすすめだと考えてください。
一般的に人気チャンネルでは、検索は3〜10%程度となります。
人気チャンネルは再生回数のほとんどがおすすめ動画、関連動画からなので検索の割合は低くなるのです。
これらを総合的にインプレッション数と言い、インプレッション数が増加していくと再生回数が急激に伸びる可能性が増えていきます。
例えば僕、YouTubeマスターDのチャンネルは2019年には全然伸びていなかったのですが、2020年に急激にインプレッション数が上がり、登録者数6万人を1年間で達成できました。
この過程で、YouTubeがYouTubeマスターDというひとの動画をおすすめに載せてあげよう、検索上位に少しずつあげてみようとテスティングするわけです。
テスティングした結果、たくさんのひとがクリックしたり、動画滞在時間が長かったりすると、YouTubeは「これは良い動画だ」と判断して、より露出数を増やしていきます。
毎回行われるテストを合格すると、一気に伸びるというイメージです。
共通点①視聴時間が重要
インプレッションが伸びやすいチャンネルには3つの共通点があります。
1つ目は視聴時間が長いことです。
YouTubeの公式も、視聴時間が長い動画は関連動画や検索の上位に載りやすくなると発表しています。
視聴時間に関しての注意点が、不自然に動画の時間を伸ばすのはダメということです。
例えば「歌ってみた」という動画で、1曲4分くらいのところををあえて10分に延ばすのはやめましょう。
一方で、ビジネス系で10分の動画を15分くらいに長くするのはおすすめです。
視聴者の滞在時間が長くなれば、YouTubeは良い動画と判断して、検索の上位や関連動画に載りやすくなります。
よく「いいね」やコメントが多いと、再生回数が伸びやすくなるという意見がありますが、僕は否定的です。
YouTubeが「いいね」や「バッド」は再生回数に影響しないと発表していますし、コメントを非表示設定にしていて再生回数が伸びているひともたくさんいいるので、関係ないと思います。
大切なのは視聴時間です。
共通点②ネタのニーズがある
2つ目は、ネタのニーズがあることです。
視聴時間が少なくても再生回数が伸びるひとがいます。僕の動画で視聴時間が短くても再生回数が伸びてるものはあります。
ネタのニーズがそもそもある場合は、再生回数は無条件で伸びていきます。
例えばパンティーくんが逮捕されたときに、多くのひとがYouTubeで「パンティーくん 捕まった理由」「パンティーくん 〇〇」と調べるわけです。
そこで、誰よりも先にパンティーくんが捕まった理由を投稿すると、自分の動画が最上位に表示されますよね。
なぜならまだそのタイトルで投稿しているひとがほとんどいないからです。
視聴時間などのデータにも勝るのがニーズだということは、頭に入れておいてください。
特に日本人は流行り物が好きと言われているので、ニーズが重要です。
ニーズがある動画を投稿することで露出数が明らかに増えていくので、その勢いで一気に伸びる可能性もあります。
共通点③チャンネルの循環率
3つ目がチャンネルの循環率です。
僕がYouTubeの勉強で参考にしているアメリカのYouTuberたちの多くが、2020年の終盤くらいから「インプレッションを伸ばすには、チャンネルの循環率が大事」と主張しています。
例えば「動画編集で稼げない人」という動画を僕が投稿したときに、この動画を見たひとが「動画編集で5万円稼ぐ方法」という別の動画を見てくれることがありますよね。
YouTubeマスターDの動画を1つだけでなく、たくさん見てくれると循環率が高いということになります。
循環率が高いと、インプレッション数が伸びやすくなったり、再生回数が伸びやすくなるのです。
現在、ネットの世界では可処分時間のし烈な戦いが行われています。
どのSNSも自分たちの媒体になるべく多く滞在させたいと考えています。
YouTubeはたくさんの視聴者をYouTube内に留めてくれるクリエイターを大事にしようとするので、循環率が高ければYouTubeからの評価が高くなるわけです。
循環率の見極め方
自分のチャンネルの循環率を見極める方法は2つあります。
1つ目がアナリティクスの視聴者のところで [視聴者あたりの平均視聴回数] の確認することです。
僕の場合は [3.3] となっています。悪くはない数字です。
視聴者あたりの平均視聴回数は多ければ多いほど、循環率は良いということになります。
2つ目は、自分のチャンネルをゲストモードもしくはシークレットブラウジングで見ることです。
自身のGmailでログインした場合、自分へのおすすめ動画が右側に出てしまいます。
ゲストモード、シークレットブラウジングでフラットな状態でチャンネルを見てみましょう。
循環率が高く、人気のチャンネルは右側にそのひとの関連動画ばかりが並びます。
今回は右側に僕の動画ばかりが出てきていますが、何回か見ていくと他のひとの動画も入ってくるんですね。
それでも半分以上は僕の動画が表示されます。
自分のチャンネルを見たときに、右側に自分の動画が全然表示されない場合は、循環率が悪かったり、動画の評価がまだ良くなかったりする可能性がありますので、確かめてみてください。
また、同じ方法でライバルの循環率をチェックするのもおすすめです。
インプレッションが上がる過程
インプレッションが上がる過程を確認します。
- クリック率や視聴維持率が高いといった良いデータ
- ネタの需要がある
- 循環率が良い
この3点に該当すると、インプレッションが増加して再生回数が伸びていきます。
上記の3点を意識すると、成功の兆しを作ることができます。
特に2021年、再生回数を伸ばしたいなら、循環率を高めることが最重要ポイントです。
他の動画への誘導方法
循環率をどのように高めるのかを説明します。
他の動画を見てもらうには
- 動画構成で誘導
- 説明欄での誘導
- 固定コメントでの誘導
- エンディングでの誘導
- 再生リストでの誘導
を意識しましょう。
特に僕が意識しているのは、動画構成での誘導です。
例えば動画内で「サムネイルは重要です」という話が出たときに、「僕のチャンネルではサムネイルの作りも解説しています。こちらの動画も見てください」と言って、循環率を高める工夫をしています。
他にも、説明欄やコメント欄に他の動画のURLを載せるのも効果的です。
コメント欄はとても見られやすいので、コメントのトップにその動画の感想や動画内で紹介した他の動画のURLを貼ると、循環率が高まると思います。
エンディングでの誘導は効果は薄いですが、やらないよりはましだと考えてください。
再生リストでの誘導も大事です。
様々な方法で他の動画へ誘導して、循環率を高めましょう。
まとめ
今回は、再生回数が伸びる兆しや急激に伸ばす方法について解説しました。
再生回数が伸びる前兆は、インプレッション数の増加です。
インプレッション数を増やすためには
- 視聴時間を長くする
- ネタのニーズが高い
- 循環率を高める
以上の3点がポイントです。
特に最近、アメリカのYouTube攻略チャンネルの方々が循環率の重要性を指摘しています。
YouTubeで再生回数が増やしたい方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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