「YouTubeのクリック率の目安を知りたい」
「そもそもなんでクリック率は重要なの?」
「クリック率を向上させるための方法を知りたい」
このように考えている人は多いのではないでしょうか?
クリック率はユーザーにサムネイルが見られた回数(インプレッション数)に対し、クリックされた回数の割合のことです。再生回数を伸ばすための指標として、多くのYouTuberが日々チェックしています。
しかし、目安がわからないとクリック率が高いかどうかがわからず、どのように運用すればいいかわからないと思います。
- クリック率の目安
- クリック率の確認方法
- クリック率を向上させるための方法
- サムネイルの事例
現状のクリック率を分析し、自身で改善できるようにするためのノウハウが詰まった内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください!
なおYouTubeマスターDの公式LINEでは、クリック率を伸ばすためのサムネイルやタイトルのコツについて解説している豪華特典をお渡ししています。
クリック率を改善したい人は、ぜひ参考にしてください!
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もくじ
YouTubeにおけるクリック率の目安
前提として、YouTubeのクリック率はジャンルやインプレッション数によって異なるため一概には言えません。
しかし、YouTubeの公式ヘルプによると、インプレッションのクリック率が2%~10%の動画が大半であると公表しています。
つまり、クリック率が10%を超えれば成功と言えるでしょう。
ただし、インプレッションとクリック率の関係は以下のようになるので、どのような場合においても10%を基準にしていいとは言い切れません!
あくまでも例であり、ジャンルによって以上の数値は変化します。インプレッションごとにクリック率の目安を変えて運用することが大切です。
YouTubeでクリック率の目安を把握することが重要な理由
クリック率は「サムネイルが表示された回数のうち何回クリックされたか」を表す指標です。
重要な理由として、YouTubeのアルゴリズムがクリック率の高い動画を評価している点が挙げられます。
アルゴリズムから高い評価を得ることで、自身の動画が以下のような箇所に掲載されやすくなります。
- 検索結果の上位
- 関連動画
- おすすめ動画
以上のような場所に掲載されるとインプレッション数が増加し、多くの人に見てもらう機会が増えるでしょう。
多くの人に自分のサムネイルを見てもらえることによって、クリックされる回数が増えて再生回数が向上するようになるのです。
再生回数が向上することで、総再生時間も増えて収益向上につながります!
YouTubeにとっても滞在時間を増加できる動画を優先して掲載したいと考えているため、クリック率が評価対象となっています。
YouTubeでクリック率を確認する方法
クリック率を確認する場合は、YouTube Studioを用います。
YouTube StudioはYouTubeが提供している公式の動画の管理・分析ができるツールのことです。
クリック率は以下の手順で確認します。
- YouTube Studioのホーム画面から「コンテンツ」をクリックする
- 確認したい動画を選択する
- 概要の隣のリーチタブをクリックする
- 「インプレッションのクリック率」にクリック率が表示される
以上の手順で各動画のクリック率を把握できます。
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YouTubeでクリック率を目安と同等以上に向上させる5つの方法
クリック率を目安よりも高くするためには以下の5つの方法を試してみましょう。
- サムネイルを見直す
- タイトルを見直す
- タイトルとサムネイルから動画を作る
- ジャンルを絞る
- 長尺動画にする
クリック率を高めて再生回数を伸ばしたい人はぜひ参考にしてみてください!
1. サムネイルを見直す
サムネイルはユーザーが動画を選ぶ際の判断基準になるため、魅力的なものになるよう作り直しましょう。
サムネイルはクリック率に最も影響を与える要素のひとつです。そのため、最初に改善することをおすすめします。
ユーザーが興味をもってくれるサムネイルを作るポイントとして、以下の4つがあります。
- TPOに合わせて作成する
- キャッチコピーでの訴求力を高める
- 見やすさやわかりやすさを意識する
- 自分に合ったソフトを活用する
それぞれ具体例も含めて解説しますので、お読みください。
1-1. TPOに合わせて作成する
サムネイルのデザインはTPOに合わせて変えることが大切です。
サムネイルにおけるTPOは以下のようになります。
- T(時):動画投稿のタイミング
- P(場所):ジャンル
- O(場面):ネタの内容
謝罪動画であれば、スーツを着て真剣な顔をしている写真や、シンプルなデザインで「今回の件について」と記載しているテロップにすることが望ましいです。
謝罪動画の内容に相応しいサムネイルとなっているため、気になってクリックしてもらえます。ただし、サムネイルと動画の内容がまったく違うようなことにならないよう気をつけましょう。
1-2. キャッチコピーでの訴求力を高める
キャッチコピーの訴求力を高めて、ターゲットが気になって視聴したくなるサムネイルを作成しましょう。
訴求とは、相手に購入させるように訴えかけることです。YouTubeでは視聴してもらえるように訴えかけることを指します。
訴求の内容によって、ターゲットの心を動かせる効果の大きさが変わるので、言葉選びが重要です。
たとえば、数字や実績などを用いることで、信頼性の高い訴求になります。
ターゲットに合わせて刺さるキャッチコピーを作ってみましょう。
なお、サムネイルで刺さりやすいキャッチコピーは、関連動画「YouTubeの再生回数が爆伸びする!最強サムネイルワード50選」でも紹介しています。サムネイルでターゲットの興味を喚起させたい方は、ぜひお読みください。
1-3. 見やすさやわかりやすさを意識する
サムネイルで動画の内容が把握できるよう、見やすさとわかりやすさにはこだわりましょう。
大前提として文字が見えやすいことや、途切れていないことを意識してください。
文字の色やフォントによっても印象が変わってきます。
挿入する画像は、動画に合ったものを選びましょう。たとえば、ニキビの治し方について解説する場合は、ニキビがある人の写真を使います。動画の内容をよりイメージしやすくなり、クリックしてもらいやすくなりますよ。
1-4. 自分に合ったソフトを活用する
自分の作りたいサムネイルを作成できる編集ソフトを用意しましょう。
サムネイルにこだわりたい人であれば、有料ソフトのIllustratorやPhotoshopがおすすめです。Illustratorを使うことで文字の装飾を細かくできます。
ただし、無料ソフトを使っても問題はありません!
GIMP、Photoscapeなどのソフトがあり、サムネイルを作成するのに十分な機能が実装されています。
なお、サムネイルを作成するコツについては、関連記事「【改善】YouTubeサムネイル作成9つのコツを解説!スマホで手軽に作る方法も紹介」で紹介しています。魅力的なサムネイルを作成するためにもぜひお読みください。
2. タイトルを見直す
サムネイルと同様、タイトルも動画を視聴すべきかどうかを判断するための要素となっているので重要です。
相手が興味を持つようなタイトルに変更しましょう。
なお、見直す前にタイトルの役割を理解することも重要です。タイトルには、看板と集客の役割があります。
キーワードを含めることはもちろん、競合と差別化した表現を記載することが大切です。
興味を持ってもらいやすいタイトルの作り方については、以下の3つのコツを抑えましょう。
- 検索キーワードを先頭に入れる
- 動画とタイトルの内容を一致させる
- 30文字以内に収めることを意識する
競合と同じ内容にならないように関連キーワードや訴求キーワードを意識し、オリジナリティのあるタイトルにしましょう。
なお、タイトルの付け方は、関連記事「【2023年】YouTubeのタイトルの付け方のコツ6選!やってはいけない3つの注意点も解説」で把握できます。注意点も解説していますので、ぜひお読みください。
3. タイトルとサムネイルから動画を作る
動画を伸ばしたいのであれば、サムネイルから動画を作成しましょう。
厳しいことを言うようですが、多くの人が中身から考えており、大抵どこにでもあるようなネタになってしまっています…!
サムネイルもありきたりになってしまい、興味をもってもらいにくいでしょう。
そこで、伸びているタイトルやサムネイルを参考にして、台本作成や撮影編集を行うことが大切です。
リサーチをする際は、登録者数はそこまで多くなくても再生数が伸びている人を狙うと魅力的な動画を作成しやすくなります。
4. ジャンルを絞る
ユーザーのニーズに合ったジャンルをひとつに絞り込んでチャンネルを運用しましょう。
チャンネル内に複数のジャンルを投稿しても、ユーザーが興味のないジャンルがあると、見てもらえない可能性があるからです。
たとえば、料理を好きな人がレシピ動画を視聴してくれたとしても、ほかが自動車やゲームなどの動画であれば、続けて見ようとはしてくれません…!
ひとりのユーザーが複数の動画を視聴してくれるよう、ジャンルを絞り込みましょう。
伸び悩んでいる人で複数のジャンルを投稿している場合は、伸びているジャンルに絞って運用してみてください。
5. 長尺動画にする
サムネイルの右下にも動画の時間が記載されており、視聴者が見るかどうかの判断材料になっているため、長尺動画にするのもひとつの手段です。
YouTubeでは広告収益を増やすために、長尺動画がおすすめされるようになっています。
ユーザーにとっても長尺動画は片手間で聞けるコンテンツのため需要があり、総再生時間を増やせるでしょう。
とくに情報系の場合は、量が多いほうが好まれるため、10分以上の動画を作成することをおすすめします。
なお、適切な動画の時間については、関連記事「【完全網羅】YouTubeの動画時間は何分以上から何分未満がベスト?ジャンル別に詳しく解説!」で詳しく解説しています。ジャンルごとに紹介していますので、ぜひお読みください。
【ジャンル別】YouTubeで目安のクリック率を達成できるサムネイルの事例6選
YouTubeで魅力的なサムネイルを作るポイントを、以下の6つのジャンルに分けて紹介します。
- 教育系
- Vlog
- 料理系
- 美容系
- ステルス系
- ゲーム実況系
ジャンルによってサムネイルを作るポイントが異なりますので、ぜひ参考にしてみてください。
サムネイルのデザインについては、関連動画「再生回数が伸びてるサムネイルデザイン12選」でも解説しています。クリック率を高めるコツを把握できますので、ぜひ視聴してみてください。
また、今なら公式LINEに登録いただき「2023年サムネデザイン」とメッセージを送ってくれた方にサムネイルのテンプレをプレゼントしています。ぜひ以下のボタンから無料登録して受け取ってくださいね!
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1. 教育系
教育系はデザインよりも言葉が重要であるため、大部分を文字で埋めます。
文字で重要なのは大きさのバランスです。文字をたくさん詰める分スペースが足りなくなってしまいます。
使う色については見やすさを重視して、3~4色に絞り込みましょう。配色がわからない人はライバルのサムネイルを真似することをおすすめします。
また、人は添えるだけにしてください。ビジネス系の場合、あなたに興味があるのでなく情報を知りたいからです。サムネイルでは人の写真はあくまでも飾りとして使うようにしましょう。
2. Vlog
Vlogについては4枚の写真を貼って動画の内容を紹介しましょう。4枚使うと1枚に絞ることなく魅力を伝えられるのがメリットです。
ただし、それぞれの写真のシーンを違うものにしたり、配色にも気をつけたりする必要があります。
とくに写真はエモさを意識して選びましょう。
Vlogは文字よりも写真のほうが訴求につながるので、教育系ほど文字にインパクトがなくても問題ありません。
重要なのは、文字でストーリー性を伝えることです。「大学生一人暮らし」のように自身の立場を文字にしてを伝えましょう。
3. 料理系
料理系のサムネイルは、写真に力を入れましょう。どれだけ食べ物をおいしく見せられるかがポイントです。
料理を明るくきれいかつ、おいしく見せられるように写真を撮りましょう。
ターゲットによって料理の好みが分かれるので、ものにあわせて写し方を変える必要があります。
訴求文についてもターゲットを意識することが大切です。
今回紹介するサムネイルの場合、子供のいる主婦層に向けて作っており「子供が飽きない」という訴求をしています。
4. 美容系
美容系であれば、結果写真を必ず掲載しましょう。ビフォーアフターを掲載して、どのように変化したか矢印で見やすくしてください。
また、ダイエットをしたい人に刺さるような訴求も大切です。
「ダイエットに失敗してきた自分がやせた方法」や「ダイエット100日目」など、空いているスペースで訴求しましょう。
あくまでも身体の写真がメインであるため、文字が写真の邪魔にならないよう配置するのが大切です。
5. ステルス系
ステルス系は4分割写真にするのがおすすめです。メインワードを置いて興味を引きましょう。
とくにステルス系においてはサブワードが重要です!
サブワードは上のサムネイルでいう「寿司」「焼肉」やその下の説明のことです。視聴者は細かく見ている可能性があるので、しっかりと作り込むことをおすすめします。
モザイクや「???」などをいれて、探求心の訴求もしましょう。
6. ゲーム実況系
ゲーム実況系の場合は必ずプレイ中の動画を載せましょう。
有名YouTuberが自分の顔を載せたり、文字だけのサムネイルにしていたりしますが、知名度の低い人にはおすすめできません。
また、矢印を用いてどの場面で何が起こるかが気になるサムネイルにしましょう。若い層が多いので、ラフな言葉やマイナスな言葉で訴求することをおすすめします。
この記事を参考にクリック率を向上させる方法を把握して、多くの人に見てもらえるチャンネルを目指しましょう。
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