再生回数が上がらない動画は削除した方がいい理由

こんにちは!YouTubeマスターDです。

今回は、再生回数が上がらない動画の対処法についてお伝えします。

「動画を投稿したけど再生回数が上がらないので、消したほうがいいですか?それとも非公開にしたほうがいいですか?」という質問がよく僕のもとに届きます。

再生回数が上がらない動画にどう対処するかは、チャンネル全体の伸びに影響するので重要です。

ぜひ今回の記事を最後まで読んで、対処法をマスターしてください。

動画の公開時期を確認する

再生回数が少ない動画の対処法を考えるうえで、大前提として重要なのが動画の公開時期です。

「再生回数が少ないので、消したほうがいいですか?非公開にしたほうがいいですか?」と質問を受けたときに「いつその動画を投稿したのですか?」と聞くと「10日前です」「1日前です」などという答えが返って来ることがありますが、まだ消す必要はありません。

公開から10日間程度で再生回数が上がらないのは、全く問題ないと思ってください。

僕の経験則ですが、YouTubeの動画はおすすめ動画や関連動画に載るのに2週間〜3ヶ月程度かかります。

当然伸びない動画は半年経っても1年経っても伸びないですが、伸びる可能性がある動画も2週間〜3ヶ月程度かかるわけです。

僕の動画の実例を紹介します。

「スマホで簡単にサムネイルを作った方法」は2020年1月始まってすぐに投稿したのですが、2月に入ってから再生回数が上がり始めました。

1月中は3000〜4000回程度だった再生回数が2月に入って7000、8000回になり、そのあと一気に伸びたのです。

「動画公開から2週間で1000回しか再生されていないから消す」というひともいますが、とてももったいないと感じます。

公開後すぐに再生回数が上がらなくても問題ありません。

自分のジャンルがどのくらいの期間で再生回数が上がるのか、成功しているライバルのチャンネルで研究するのもいいでしょう。

人気YouTuberは参考にならない

「登録者数が多いひとは1日、2日で再生回数が上がってる」という指摘をするひとがいます。

登録者数が多いひとは、投稿してすぐにおすすめ動画や関連動画に載れます。

人気YouTuberが動画を投稿したら、何万人のおすすめ動画や関連動画に表示が出るので、数日で再生回数は上がっていきますよね。

その数日間で再生回数が上がると、YouTubeは「このひとの動画は短期間で評価が良いから他のひとのおすすめや関連に載せてあげよう」とさらに露出を増やしていくわけです。

基本的に人気YouTuberは参考にしてはいけません。

登録者数10万人のひとがいまどんな動画を投稿してるかよりも、そのひとが再生回数を上げるきっかけになった動画は何か、過去をリサーチしましょう。

最も勉強になるのは、登録者数1万人未満で伸び率が高いひとです。

現在進行形で成長をしているチャンネルは、ジャンルがブルーオーシャンの可能性もありますし、ノウハウを学ぶこともできます。

何の動画を投稿しても再生回数が上がる状況の人気YouTuberよりも、こういったひとを参考にしてください。

非公開ではなく、削除しよう

動画公開からしばらく経っても再生回数が上がらない場合の対処法は、動画を非公開にするか削除するかの2つの選択肢が考えられます。

この場合、僕は削除をおすすめします。

非公開はYouTube側には見えている

非公開は視聴者には見えなくなりますが、YouTube側には見えるわけです。

例えばアダルト系の動画で、年齢制限がかかったときに「このあと消される可能性があるかもしれないから、非公開にしておこう」というケースを考えてみます。

この動画は非公開であってもYouTube側から見えるので、アダルトの度が過ぎていると判断されればチャンネル削除されるかもしれません。

そう考えると、動画を削除しておいたほうが安心ですよね。

非公開にしておくメリットも特にありません。

公開後3ヶ月が判断の目安

削除するタイミングは、公開後3ヶ月を目安にしてください。

動画を投稿してから3ヶ月経過して再生回数、評価がふるわない場合は消したほうがいいでしょう。

再生回数が悪い基準はそのチャンネルの平均値によります。平均1000回再生されているチャンネルで50回しか再生されなければ、削除してもいいと思ってください。

僕の場合は公開から3、4ヶ月経過して1000〜3000回程度しか再生されなければ消してしまいます。

無駄な動画を消すとそのぶんのスペースが空くため、関連やおすすめに他の動画が載りやすくなる効果もあります。

悪い動画を削除するメリット

質の悪い動画を削除するメリットは以下の3つです。

  1. ファンの増加
  2. チャンネルの評価
  3. 再生回数が上がる可能性

ファンの増加

視聴者が1度あなたの悪い動画を見ると、他の動画を見なくなる可能性が極めて高くなりますよね。

悪い動画を放置しておくと「このひとの動画、つまらないからもう一生見ない」となってしまうので、悪い動画は削除したほうがいいです。

動画公開から3ヶ月経って、平均視聴維持率やインプレッションクリック率が悪い動画は削除しましょう。

質の悪い動画は、視聴者があなたを嫌う調味料なので残しておく意味はありません。

質の高い動画だけを残すことで、ファンの増加につながります。

チャンネルの評価

悪い動画を残しておくと、非公開でも動画の評価のデータは残り続けます。

結果として、チャンネル全体の評価も悪くなってしまうので、削除したほうがいいでしょう。

悪い動画とは、平均視聴維持率やインプレッションクリック率が低い動画をいいます。

削除する動画の目安は

  • 平均視聴維持率=40%未満
  • インプレッションクリック率=5%未満

ただ動画の動画の長さやジャンルによって基準は変わります。

例えば20分の動画で視聴維持率40%は非常に高い数値です。20分の動画であれば、25%でも悪くはありません。

あくまでも1つの目安として、視聴維持率40%未満、インプレッションクリック率5%未満は低いという認識を持ってください。

間違いなく削除すべきという目安も紹介します。

  • 平均視聴維持率=10%未満
  • インプレッションクリック数=1%未満

上記の数値を記録した動画は、ジャンルや動画の時間にかかわらず削除したほうがいいでしょう。

悪い動画を削除すれば、全体的なチャンネルの評価は上がります。

非公開で悪い動画を残しても、チャンネルの評価はマイナスになるので消しましょう。

再生回数が上がる可能性

悪い動画を削除すると良い動画ばかり残るので、チャンネルのパワーが上がります。

つまりYouTube側のチャンネルへの評価が上がるわけです。

質が良い動画が増えれば、あなたを好きになるチャンスが増えますよね。

YouTubeが「このひとは質が良い動画ばかりだから好き。あなたの動画を推してあげる」となっていきます。

一方で悪い動画を非公開にしていると評価に反映され、チャンネル全体の評価が上がらない可能性があります。

動画削除には大きなメリットがあり、非公開にはメリットはないので、悪い動画は思い切って消してしまいましょう。

まとめ

今回は、再生回数が上がらない動画の対処法を解説しました。

結論、削除が1番です。

実際に僕は再生回数が少なく、評価が悪い動画を消してチャンネル全体の再生回数が上がった経験があります。

無駄な動画を省くと、他の良い動画が伸びやすくなるのです。

たとえ非公開にしていてもYouTube側からは見られていて、評価が残ることを忘れないでください。

悪い動画を消すことでファンは増え、チャンネルの評価は上がり、再生回数も上がります。

動画投稿から3ヶ月経って、評価が良くない動画はどんどん消すことをおすすめします。

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