「視聴維持率はどれくらいを目指したらいい?」
「視聴維持率がなかなか伸びない…」
「視聴維持率を分析する方法がわからない」
視聴維持率はチャンネルを伸ばすための重要な指標ですが、なかなか伸びなくて悩んでいる方は多いでしょう。
多くの方のチャンネルをプロデュースしてきた経験から、視聴維持率の低い動画には決まった共通点があることがわかっています。
伸びない原因を把握して対策するだけで、視聴維持率は大幅に改善するでしょう。
- 視聴維持率の目安
- 視聴維持率を下げる原因と対策
- 視聴維持率が高い動画構成を作るステップ
ぜひ本記事を参考に、視聴維持率を改善し、チャンネルを伸ばしていきましょう。
なお、YouTubeマスターDの公式LINEでは、YouTubeでチャンネルを伸ばすのに役立つ7大豪華特典を無料配布しています。定期的にアップデートしているので、これからYouTubeで成果を出したい方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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もくじ
YouTubeの視聴維持率とは?目安と平均値を解説
視聴維持率とは動画の平均滞在時間を指し、視聴者がどれくらい動画に滞在してくれているかを知る指標として使われています。
長く見られている動画は、YouTubeからの評価が上がり多くの人におすすめされる可能性が高まります。
しかし実際にはほとんどの視聴者が冒頭30秒以内に離脱しているのが現実です。
基準になる数値は、動画の長さによってバラバラです。短い時間の動画は当然最後まで見られやすく、視聴維持率が高くなる傾向にあります。
たとえば、視聴維持率が50%とだけ聞くと高く聞こえるかもしれませんが、1〜2分の動画であればこの数字は少し低いといえます。
目安としては10分の動画で40〜50%を目指しましょう!
この数字を維持できていれば、他のチャンネルの動画よりも高い傾向にありおすすめ表示されやすくなります。
ハウツー系の動画は、視聴者が動画をスキップしながら見ている人もいるため維持率が低いことも多いです。
このように動画によって目指すべき視聴維持率が変わってきますが、平均して40%であれば高いといえるでしょう。
YouTubeの視聴維持率を確認する方法
視聴維持率は、以下のステップで確認できます。
引用元:GoogleのYouTubeヘルプ
- パソコンまたはスマートフォンでYouTube Studio にログインする
- 左側のメニューから 「コンテンツ」を選択する
- 動画のタイトルまたはサムネイルをクリックする
- 左側のメニューで 「アナリティクス」を選択する
- 「概要」または 「エンゲージメント」を選択して視聴維持率を確認する
「もっと見る」 をクリックすると、他の動画と比べた値を確認できます。
簡単に分析できるためぜひ確認してみてくださいね!
【分析】YouTube視聴維持率を左右する4つの重要なシーン
YouTubeの視聴維持率を確認する時は、以下の4つのシーンに注目しましょう。
- 冒頭の30秒(イントロ)
- ユーザーの動画停止率が低い部分(トップモーメント)
- 何度も視聴された部分(山)
- ユーザーが視聴をやめてしまった部分(谷)
GoogleのYouTubeヘルプによると、以上の4つは動画の視聴維持率を左右する重要なシーンとなります。
以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
1.冒頭の30秒(イントロ)
YouTubeのほとんどの視聴者が動画の冒頭30秒以内で離脱しています。そのため、最初のほうでいかに視聴者をひきつけられるかが視聴維持率を上げるために重要です。
僕の動画でも3割以上の人が冒頭で離脱しているんです!
冒頭30秒の内容を見て、サムネイルやタイトルのイメージと違うと感じると離脱されてしまいます。
効果的なオープニングを入れたり、視聴者の興味を引くようなワードを使って動画に滞在させましょう。また、動画内容がイメージと異なることがないよう注意しなければなりません。
初心者の場合はさまざまなスタイルを試してみて、視聴者の反応を分析することも必要になるでしょう。
2.ユーザーの動画停止率が低い部分(トップモーメント)
トップモーメントとは、動画を停止した視聴者が最も少なかった部分のことです。
ユーザーが動画に引き込まれている状態だと推測できますね!
以下の画像のように、動画は一般的に後半になるほど視聴率が下がる傾向があります。
トップモーメントを前半で起こせられれば、ユーザーを引き込めて後半まで再生される可能性が高まります。
動画の途中で山の角度が急になっている部分があれば、構成を見直した方が良いでしょう。
3.何度も視聴された部分(山)
視聴維持率が急に上がっている山の部分は、何度も見られたり共有されたりしている箇所です。
山ができている部分は以下のようなことが考えられます。
- ユーザーが求めている情報が多く詰まっている
- 内容が不明確で視聴者が再度見直す必要があった
確かにエンタメ系の面白い場面やビジネス系の役に立つ情報は何度も見直したくなりますよね!
この部分を詳しく分析すると、今後より良い動画制作をしたり修正したりする際の参考になるでしょう。
4.ユーザーが視聴をやめてしまった部分(谷)
谷はユーザーが視聴をやめてしまったり動画をスキップして飛ばした部分を示します。視聴者が動画に対して興味関心を失ってしまったと考えられます。
視聴者の立場に立ち、なぜそこで見るのをやめてしまったのかを考えることが重要ですね!
この谷の部分を詳しく分析することで、離脱要因を把握し今後の動画制作に活かせるでしょう。
YouTube視聴維持率を下げてしまう6つの原因と対策
視聴維持率を下げてしまう要因として以下の6つの項目が考えられます。
- 画質が悪い
- テンポが悪い
- オープニングや前置きが長い
- 音質が悪い
- BGMが大きい
- サムネイルと動画内容がマッチしていない
ここが意識できていないと、冒頭30秒で離脱されてしまうため注意しなければなりません。
以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
1.画質が悪い
画質が悪いと視聴者がストレスを感じて離脱されてしまう可能性があります。とくに、撮影時にインカメラを使っていると画質が悪くなることがあります。
撮影するのが便利なためインカメラを使っている人が多い印象です!
しかし、便利さを重視して視聴維持率が下がってしまっては本末転倒です。アウトカメラにするだけでも画質が良くなるので、今すぐ切り替えましょう。
ちなみに、高画質な動画でアップロードするには、WQHD(2560×1440)サイズ以上で撮影するのがおすすめです。フルHDサイズ(1920×1080)でもそこそこきれいではありますが、YouTube側で動画が圧縮されてしまうことがあるので、できる限り避けましょう。
これから高画質対応のカメラを購入するのであれば、4K動画に対応したものを選んでおくと長く使っていけます。
ただし、4K動画はデータ容量がかなり大きい点に注意が必要です。カメラの記録媒体や外付けハードディスクを大容量のものにして対応しましょう。
2.テンポが悪い
動画のテンポが悪いと、視聴者が飽きたりイライラしたりして離脱する原因となるため改善が必要です。
撮影する前に動画台本を作成しておくと、テンポ良く話を進められます。また、ジャンプカットという時間の経過が飛んだような編集技法を使うことも効果的です。
1000チャンネル以上プロデュースしてきましたが、再生回数伸びない人は台本作成や編集をしていない人が多いですね!
YouTuberには一般人だけでなく、大企業や大物芸能人も多くいます。
その中でいい成績を残すためには、徹底的に見やすい動画を準備することが大切です。台本作成や編集、動画構成を練ることはその準備の1つと言えます。
3.オープニングや前置きが長い
オープニングや前置きが長いことも早期離脱の原因になります。
オープニングは3〜5秒程度の短いものにしつつ、視聴者の興味を引けるものが良いです。チャンネル登録者がほとんどいなければ、オープニングはつけなくても良いでしょう。
効果的なオープニングがつけられると良いですが、初心者が無理につける必要はありませんよ!
また前置きとして実績や経験をダラダラと自慢のように話す人がいますが、できるだけ短くしましょう。
冒頭30秒は動画の命なので、メインに入るまでが長いとすぐに離脱されてしまいます。
なお、オープニングの必要性は、関連記事「【もう悩まない】YouTubeのオープニングは本当にいらない?重要性や簡単な作り方を徹底解説」で詳しく解説しています。効果的な作成方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください!
4.音質が悪い
音質が悪いと、視聴者が見ていてストレスを感じるため離脱される可能性があります。その場合はマイクの購入や部屋を改善することも検討しましょう。
僕が使っているマイクも少し値段は高いですが、音質がよくワイヤレスに対応しているため楽に撮影ができます。
マイクやカメラなどは値段に比例して質も高くなるため、投資だと思って購入してみましょう!
またマイクがいくら良くても、音が部屋に響いてしまっては音質が悪くなってしまいます。防音マットや防音シートなどを利用して反響音を抑えましょう。
5.BGMが大きい
BGMはつけたほうがいいですが、少し聞こえるくらいの音量が良いでしょう。料理やVlogなどのチャンネルであまり人が話さないのであれば、大きくても良いかもしれません。
しかし、ずっと話し続けるようなチャンネルでは音が大きいと気が散ってしまい話に集中できません。ストレスを感じて離脱される可能性が高くなります。
テレビ番組でも音が大きすぎると少し不快に感じますよね!
編集の際にはBGMの音量を確認し、適正に保つことが重要です。
6.サムネイルと動画内容がマッチしていない
サムネイルやタイトルと動画内容が合っていなければ、離脱される可能性が高いです。
特に釣りサムネはNGですよ!
釣りサムネとは以下のように再生されたいがために興味を引くサムネイルを作りクリックさせる手法を指します。
- 芸能人が出てくるかもと期待させる
- かわいい女性がサムネイルでおじさんが話している
- 超重要と書いているのに特に大した内容がない
見た目と内容が合っていないため、クリック率は上がってもすぐに離脱されてYouTubeからの評価は下がるでしょう。
なお、効果的なサムネイルの作成方法は、関連記事「【改善】YouTubeサムネイル作成9つのコツを解説!スマホで手軽に作る方法も紹介」で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください!
YouTube視聴維持率を高める動画の構成作成4ステップ
視聴維持率を上げるための動画構成の作成方法としてPREP法がおすすめです。PREPとは以下の英単語の頭文字をとったものです。
- Point(主張)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
ジャンルによって例外もありますが、PREP法を活用することであなたもテンポ良く話を伝えられるでしょう!
それぞれの内容について具体的に解説していきます。
1.Point(主張)
Pointの部分では、以下の3点を伝えます。
- 3秒程度の自己紹介
- 動画テーマ紹介
- 動画の結論
紹介するときは「どうも〇〇です。今日は〇〇についてお話します」と簡単に済ませましょう!
そのあとに、一般論の否定や視聴者への共感をします。今まで多くの人が正しいと思っていた知識を否定し、なぜそうなるのか気にさせる手法です。
もしくは「みなさん〇〇と悩みをかかえていませんか?大変ですよね」などと共感すると視聴者の気持ちを高められます。
そして動画の結論をまず伝えましょう。なぜそうなるのかと視聴者が気になれば、冒頭での離脱は大きく減るでしょう。
2.Reason(理由)
次に冒頭で述べた結論の理由をわかりやすく伝えます。
視聴者は冒頭で述べた結論の理由が気になっています!
理由を知ることで得られるメリットや重要性を伝えましょう。その理由を伝えることで視聴者にさらに興味関心を持ってもらえると良いです。
また理由が複数ある場合は、いくつあるのか最初に述べておきましょう。
3.Example(具体例)
Exampleでは、理由の根拠や証拠を話す必要があります。
あなたの主張を信じてもらうためには、この理由の根拠が信ぴょう性のあるものでなければなりません。
あなたがなんとなくそう思ったからでは視聴者は信じてくれません。
その理由を裏付ける証拠が複数あれば信頼性もアップするでしょう。
さらに、研究や調査データをもとにして新しい情報や動画を見続けるメリットを入れていくと「見てためになった」と感じてもらえます。
公式LINEで集客をしたい方は、話の中にうまくLINEへの訴求を入れましょう。
4.Point(結論)
Pointは後半のため、動画が離脱されやすくなります。関連した他の動画も紹介すれば、離脱されてもあなたのチャンネル内に残ってくれるでしょう。
また動画のメイン部分で主張したものに関して、注意点や補足を入れてあげると満足度が高くなります。
そしてまとめについては軽く結論を再度述べるだけにしましょう。
まとめすぎてしまうと、動画の最後だけ見ようとする人が多くなる可能性がある点には注意してくださいね。
エンディングをつけると最後に他の動画を視聴される可能性が高まります。ぜひ活用してみてください。
YouTubeの視聴維持率を高めたい人が覚えておきたい注意点
どのジャンルにも共通していえる注意点として、以下のような項目があります。
- 冒頭で期待感を持たせすぎる
- ダラダラトーク
- 復習やおさらいが長い
- 実績自慢で話の軸がない
特にダラダラと無駄な話をしている人は多く見られるため注意してください。
また、視聴維持率だけを上げても再生回数や登録者が伸びる訳ではありません。タイトルやサムネイル、ジャンルなどさまざまな部分が評価されることで伸びていきます。
再生回数を増やす方法を詳しく知りたい方は、関連記事「【完全網羅】YouTubeの再生回数を増やすテクニック7選+α!重要ポイント4つも紹介」もあわせて参考にしてください。
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